池田 梨枝子 Rieko Ikeda
Violin / Baroque Violin

東京音楽大学および同大学大学院音楽研究科を修了。市川市文化会館新人演奏家コンクール最優秀賞、大阪国際音楽コンクール第2位のほか、日本クラシック音楽コンクール、日本アンサンブルコンクールなどで入賞。講談社『月刊少年マガジン』連載の人気作品『四月は君の嘘』では、演奏音源提供およびヒロインの演奏モデルを担当した。

大学卒業後は古楽の分野に進み、東京藝術大学大学院修士課程（バロック・ヴァイオリン専攻）を修了。第30回国際古楽コンクール〈山梨〉第2位を受賞し、同委員会の推薦により栃木・西方音楽祭、古楽フェスティバル〈山梨〉などでリサイタルを開催。オリジナル楽器による演奏を中心に、オーケストラ・リベラ・クラシカ、バッハ・コレギウム・ジャパン、オルケストル・アヴァン=ギャルド、エクス・ノーヴォなどのアンサンブルに参加し、録音や公演を重ねている。

NHK-FM「古楽の楽しみ」やNHK「名曲アルバムプラス」への出演、リサイタルシリーズ『池田梨枝子と Basso Continuo』の開催、オリジナル楽器による弦楽四重奏《Just our two cents》の活動など、多方面にわたり古楽の魅力を発信。現在は《プロムジカ使節団》コンサートマスターとしても活躍し、2024年にはモーツァルトの未発表作品の日本初演を手がけるなど、新たな挑戦を続けている。